鰻の加工工場は、蓄積された技術をフルに活かせるように設備が整っています。伝統と職人の技が融合された工場内は消費者が安心して食べられるように衛生面にも充分に気を配ってあります。
試験・検査をパスして活場から送られてきた鰻は割き場で処理されて、白焼きライン→蒸し機→蒲焼ライン順に加工された鰻は予冷装置で荒熱を取ったあとマイナス40℃で急速冷凍され、選別・箱詰めして全国へ出荷されていきます。
1割き
活場から運ばれてきた鰻は、注文や出荷する地域に合わせて有頭背開き・有頭腹開き・無頭背開きなどに割かれていきます。
2白焼き
割かれた鰻は白焼きのラインに並べられ流されます。白焼きラインから出てくると割きで残ったモツをきれいに取り除きます。
3蒸し
白焼きの工程を終了した鰻に柔らかさを出すため、約10分間蒸します。
4蒲焼き
ほどよく蒸された後にタレ焼きが4回繰り返されます。
5冷凍
スパイラルフリーザーにて予冷、凍結します。
6選別
凍結された鰻は自動選別機で重さ別に分けられ、箱詰めして冷凍保管されます。